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  • 執筆者の写真あんり Nature

Eスポーツを科学しよう!Part1 ゲーム中のからだの反応?!?!


はじめに、みなさんどうも、Pro E-Sports Team ”Nature”所属、マネージャーやカスタム運営をしているりんとです。 私は、ある大学の体育学部に所属しており、スポーツのコーチングやバイオメカニクスを主に勉強しています。来年度から大学院に進学予定で、Eスポーツのパフォーマンス分析をすることを予定しています。


【Eスポーツを科学しよう!】

・科学って何だろう??

科学するとは、研究や知見を用いて、科学的な視点に立って対象を捉え、(ここではEスポーツ)分析や理解を試みることです。


・みなさんはEスポーツ、あるいはゲームを楽しむ中で、こんな経験ありませんか???

たとえば、普段の運動で筋トレをしたら筋肉が筋肉痛になった、走ったら心拍数が上がった、なんか疲れた、なんてことはありませんか?? 実は普段ゲームをしている中でも、頭を使い、目を使い、あるいはどこかの筋肉を使い、ゲームで心拍数が上昇することもあります。 現在世界では、Eスポーツを題材にした研究もおこなわれており、Eスポーツ中の心身の反応を明らかにしよう!という研究も行われているんです。


【ゲームで思った以上にドキドキしている】

『eスポーツの科学 FeRC監修 磯貝浩久、西薗秀嗣 編著』p50及びp51 eスポーツ中の心身の反応 eスポーツプレイ中はどのくらいドキドキするのか?より・・・・・

ドイツのケルン体育大学のスポーツ科学者であるI・フローベーゼ教授は『Cunter Strike: Global Offensive』(CS:GO)や『League of Legends』(LOL)などのプレイヤーを対象に過度なストレスを受けると分泌されるコルチゾール値について調べました。その結果、コルチゾール分泌量は、プロのレーシングドライバーと同等かそれ以上であることがわかりました。 また、大会でのゲームプレイ時には。1分間に、160~180の高い心拍数が記録されています。SNSフォロワー数1万人を誇る。Darbianは、2016年に世界的に有名なファミコンゲームである『SUPER MARIO BROS.』のリアルタイムアタックチャレンジ中に最高心拍数が172に到達しています。(プレイ当時29歳)


ここからわかること・・・・・ 私たちはゲームをプレイする中で、思った以上に生理的ストレスを感じており、疲れてしまうのです。もしかしたら、ゲームの過剰なプレイは、運動不足になるだけではなく、心身への負担も想像以上にあるんだと思います。Eスポーツ、そして自らが好きなゲームがうまくなるためにもゲームのプレイ時間を決めたり、頭を使ってプレイしたり、適度に休憩をはさんだり、時には他のリフレッシュ方法で自分の体や心と相談しながらゲームを楽しんでいくことが大事なのかもしれませんね!!


例えば、皆さん運動するときはウォームアップやクールダウンをしますよね??ゲームを長時間した後は、お風呂に入ったり、ストレッチをしたり、あるいはマッサージを自分で行ったりと、自分をリラックスさせて頑張った自分を労わってあげることも大事なのかもしれません。


Eスポーツの研究では、まだまだ明らかにされていないことがたくさん存在します。Eスポーツを科学的に考えていくと、”もっと楽しく!もっと早く、もっと効率的に!”上手になっていくことができるかもしれません。


今回は”Eスポーツを科学する”という題材で著書も参考にしながら私の知見や意見も交えて書かせていただきました。 Eスポーツを科学的に理解し、ゲームをより楽しく、そして自らが好きなゲームをもっとうまくなるために活かしていきましょう!!


最後まで読んでいただきありがとうございました。他にEスポーツについて、コーチングについても、こんなことが知りたい!こんな経験がある!というのがあればぜひ、みなさんの知識や意見、経験をコメントしていただければなと思います。 また、次回Eスポーツの知見を科学的な観点から1つ紹介していければなと思います。


以上、りんとでした~✌





Twitter:りんと【Nature】(@MrRinto777)




参考文献

· タイトル 『eスポーツの科学』

· 編著 磯貝浩久・西薗秀嗣

· 監修 FeRC(福岡eスポーツリサーチコンソーシアム)

· 発行所 株式会社ベースボール・マガジン社 【eスポーツの科学】12月27日発売! | FeRC-福岡eスポーツリサーチコンソーシアム

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