りんと
私の考える理想のコーチング!
みなさんどうも、りんとです。

私は今でこそゲームにハマってチーム運営等に携わっています(現在大4)が、元々大学2年生までは教員志望で、特に陸上競技 中長距離、競歩種目のコーチングが専門でした。
今回はそんな私が考える、eスポーツのコーチングでも意識すべきことを私なりにお話ししていきます。あくまで私がコーチングするときに考えることなので参考になれば幸いです。
私の考える理想のコーチ像は選手に気付きを与え、競技力や人間力の成長を促すこと、選手の思考、性格に合わせ、選手が納得できる理論をもとにトレーニングを提供し、主体的な行動力を高め、自立した選手を育てることができること。そして情熱をもった選手のモチベーターであることです。

コーチとして必要な要素として、私は選手を観察するコーチの「眼」という動きの観点を持ち合わせることも必要だと思います。ここでいうコーチの「眼」とはスポーツでいう動きのキレや選手の表情、声色等の情報(もっとつきつめるとたくさん)から、動きに関しては合理的な動きができているのか、調子も見極めます。選手の状態を正しく判断し、自分の経験や感覚、そして経験だけではなく、科学的知見を用いて客観的に選手に必要な情報やアイデアを提供すること、選手から考えを引き出すことです。
eスポーツでいうならば、なかなか対面で行うことはないので、プレイのキレ、視点、キャラコン内で選手の癖をみつけること、さまざまなデータ収集も必要でしょう。ココにも挙げていないたくさんの要素があると思います。
また「言葉かけ」から選手の反応から心理状況や選手のコンディション状況を見極めるコミュニケーション能力も持ち合わせている必要があります。eスポーツの場合対面で行わないのでスポーツよりも重要かもしれません。最新の知見(eスポーツにおいては練習方法、環境)をみつけるためには、日頃から情報収集、常に選手と向上心をもって接すること、妥協も必要ですが、時には言いたくないことも言わないといけません。
特にeスポーツではスポーツよりも年齢が10代から20代前半の選手が多いと思うので、選手に競技力の向上をしてもらうことはもちろん、人間的な成長を促すことが他のスポーツコーチングより重視すべきではないかと考えます。(ネットリテラシー、人として当たり前のこと)
そして、理想のコーチは、すべての年代に同じように指導するべきではありません。年代別に指導方法を変えることも意識し、年代に合わせ、多様な存在として、小学生には楽しみを知ってもらうことが重要でしょう、中・高生(普段は分けるのですがeスポーツでは一緒にします。)には競技面で基礎の定着や勝負の世界を教え、大人の協議の第一歩として指導していかなくてはなりません、大学生ではおそらく今の私と同年代、社会に出る準備も兼ねまた大人として主体的に行動し自らの競技に対してビジョンを持ち、自立すること(言われてやるのでは話になりません。)その先の将来についても話す必要があります。
理想のコーチ像というものは、世代別に指導するときの方法や言葉の選択に多様性を持つことも重要です。
したがって、理想のコーチは選手の意識を高め、自立して行動できる主体的な選手をそだてることを目指し、選手に思いやりを持ち、同じ目線で自分の考えを持ち、選手の状態を客観的に観察でき、選手の意見に耳を傾け、学び続け、選手のモチベーターとして主体的な行動力を高め、優れた観察眼を持つ専門家であることが求められると思います。

私個人の経験だと、私は中学、高校の陸上競技のコーチをし、実績としては県の決勝やIH選手を指導した経験があります。eスポーツコーチは私と同じ年代の人も多いでしょう。まずは身近なお兄さんという立場でもいいと思います。年代によって接し方は変えていきましょう。また、コーチングする相手に対して自分なりの正解をティーチングしてしまってはいませんか?コーチングする相手を競技力そして人間としても育てていくために遠回りになるかもしれませんが、自分で気づかせる「Why」をあえて提供することもよいかと思います。
ともにコーチングを考え、学んでいきましょう!
以上が私のコーチング論でした。